情報に踊らされているから負け組は負け組のまま
勝ち組になりたいなら、負け組の行動を理解しろ
ゴールドラッシュが起きたら、スコップを売れ!
稼ぎたいなら、ゴールドラッシュを知る必要がある
ゴールドラッシュとは
ゴールドラッシュをwikiで調べるとこうでてきます。
ゴールドラッシュ(英語: gold rush)とは、新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到することである。特に、1848年ごろにアメリカ合衆国のカリフォルニアで起きたゴールドラッシュのことを指す。(引用元:wikipedia)
一攫千金を求めてみんなスコップを手にとり、金のある遠い山へと足を運んだのです。
掘り当てれば、大金持ち。まさに、アメリカンドリームです。
誰もが夢をみて、山を掘り続けていました。
ゴールドラッシュでみえてくる負け組とは
では、このゴールドラッシュにおける負け組とはどんな人たちでしょうか。
それは、金を掘り当てれなかった人です。
ブームにのっかり、一攫千金を夢見て行動したのに成果がなにも得られなかった。
多くの人が金を掘り当てれなかった負け組でした。
もともと、何の知識もない人が一攫千金を得られるかもしれないという低い可能性にかけていたので、
目に見えて分かっていたことだと思います。
しかし、
もしかしたら、、、という可能性にかけてみたくなるのが負け組の本能なのです。
ゴールドラッシュでみえてくる勝ち組とは
では、勝ち組は誰でしょうか。
まず、思い当たるのが金を掘り当てた人でしょう。
掘り当てた人は、大金を手にしてさぞ喜んだでしょう。
負け組は、掘り当てた人をみて「あの人が勝ち組だ!」と思って終わってしまいます。
はたして本当に勝ち組は彼だけなのでしょうか。
このゴールドラッシュをもう少し俯瞰してみてみましょう。
そうするとみえてくる存在が現れます。
金を掘り当てた人と掘り当てれなかった人このふたりに共通して関わっていた存在がいます。
それは、スコップを売った商人です。
金を掘るためには、スコップが必要です。
ゴールドラッシュで山へと向かった人たちは必ずスコップを持っていかなければ金を掘り当てることはできませんからね。
つまり、ゴールドラッシュのブームが起こった時点でスコップを売った商人は、
金があろうがなかろうが必ず成功することが約束された勝ち組だったのです。
負け組は金を見つけることに必死になって見落としていた存在でした。
そんな存在が圧倒的な勝ち組だったとは負け組のみなさんは気づきもしないでしょう。
では、ここで1つ質問です。
もう1人この物語には勝ち組が存在します。
果たしてそれは誰でしょうか。
金を掘りにいくためにスコップを買いました。
そのあとはみんな山へ向かうでしょう。
では、どうやって遠い山へ向かういますか?
歩いて向かっていては、先に金を掘り当てられてしまいますね。
そうです、ここで登場する勝ち組は鉄道会社です。
みんなを金のある山へ連れていく鉄道会社もまた勝ち組なのです。
ゴールドラッシュに隠れた勝ち組の存在。
もっと考えてみれば他にもいるかもしれませんね。
現代でもゴールドラッシュは起きている
現代社会ではゴールドラッシュが多発している
では、現代社会ではどうでしょうか。
もう金を掘り当てるために山へ行くこともなさそうです。
しかし、現代社会だからこそ起こるゴールドラッシュもたくさんあります。
そして、そのゴールドラッシュは毎年のように起こっているのです。
例えば、
- 2017年末に起きた仮想通貨ブーム
- 藤井聡太さんの活躍で起きた将棋ブーム
- 羽生結弦さんの活躍で起きたフィギュアスケートブーム
- ポケモンGOブーム
などがあります。
他にも過去を遡ればたくさんのブームがありました。
ブームには大きいものから小さいものまで、さまざまあります。
小さいブームだとしても、今の世の中では相当な数の人がその流れに乗ってくるでしょう。
あなたはどのブームにのりましたか?
そのとき、どんな行動をとったでしょうか。そして、その時の勝ち組は誰だったでしょうか。
仮想通貨ブームの到来
仮想通貨ブームを例にとってお話をしていきましょう。
仮想通貨ブームは、2017年の下半期から爆発的に盛り上がりました。
まさにゴールドラッシュのように一攫千金を目論むひとで溢れかえりました。
ニュース番組でも仮想通貨のことが触れられ、仮想通貨取引所のCMもたくさん流れていました。
そして、仮想通貨に関する書籍も続々出版されました。
ゴールドラッシュとまったく同じ現象が起こったのです。
仮想通貨ブームの負け組の行動
仮想通貨で一攫千金、億万長者になるぞと始めた人はたくさんいたでしょう。
では、負け組はどうやって一攫千金を狙っていたのでしょうか。
仮想通貨に関する知識は果たしてあったのでしょうか。
お分かりの通り、まったくそんな知識はありませんでした。
知識のないまま始めたことで、お金と時間を無駄に消耗しただけでした。
まさに、ゴールドラッシュの時の負け組と同じです。
どの時代でも負け組の行動は変わらないのです。
仮想通貨ブームの勝ち組の行動
では、勝ち組はどういう人たちだったのでしょうか。
ゴールドラッシュの時は、スコップを売った商人と鉄道会社が勝ち組でした。
では、仮想通貨におけるスコップや鉄道とはなんでしょうか。
それは、書籍と取引所です。
仮想通貨を始めるには、始め方を知らなければなりません。
始め方を知る方法として、「誰でも簡単に始められる仮想通貨」みたいな書籍が売られています。
また、仮想通貨を取り扱うには取引所などで仮想通貨を買わなければなりません。
その時に取引所には手数料が支払われます。
ゴールドラッシュの時と同様に仮想通貨で一攫千金を当てた勝ち組の影に隠れた勝ち組が存在していたのです。
ブームの基本構造は同じ
ゴールドラッシュと仮想通貨ブームの構造をみてわかるように、基本構造はまったく一緒です。
大勢の人がブームで動く時に道具を売った人が儲けることができるのです。
そして、道具を売った人は、その先その道具を買った人が大金を獲得しようがしまいが関係ありません。
道具を売った時点で勝ちが確定しているのです。
一攫千金はギャンブルです。勝つ確率の方が低いです。
道具を売ることは商売です。勝つ確率の方が高いです。
この基本構造を理解しているとブームが起こった時の立ち回り方が変わります。
次にブームが来たとき、この基本構造を考えて世の中を俯瞰してみてください。
世の中の動きが手に取るようにわかるでしょう。
ゴールドラッシュ術を使えば、誰でも勝ち組になれる
負け組ほどブームに乗りたがる
負け組ほどブームに乗ってきます。
それは、そこに一攫千金の可能性があるからです。
そして、負け組ほど宝くじを買うのもそれと同じ理由です。
つまり、ブームが来たらその道具となるものを売ればいいのです。
「一攫千金を狙う人に道具を売る」
これが勝ち組の稼ぎ方のひとつです。
初心者は毎年出現する
将棋ブームやフィギュアスケートブームではどうでしょうか。
一攫千金を目論むというような人はあまり見かけないでしょう。
しかし、そのブームに乗っかる人の特徴を知ればしっかりと商売ができます。
それは、その人たちはみんな初心者ということです。
初心者は知識がないため、始め方や練習方法、必要な道具など何もわかりません。
そこで勝ち組がとる行動は、初心者への入門講座を開くことです。
まずは入門講座や体験をして、知識を得るという行動は誰もがすると思います。
ここで勝ち組が売っている道具とは知識なのです。
そして、初心者へ伝える知識なので深い知識は必要としません。
基本ルールや道具がどんなものか知っていれば、誰でも初心者相手に講座を開くことができます。
そして、初心者は毎年出現します。初心者がいる限りこの商売に終わりはこないのです。
ブームには必ず終わりが来る
ブームというものは、いつかは終わってしまうことも考えなければなりません。
気をつけてもらいたいことは、ブームの盛り上がりをしっかり理解しておくことです。
ゴールドラッシュが終わりそうなときにスコップを売っても誰も買ってくれないでしょう。
ブームの終わりにスコップを売ろうとしているあなたこそ、負け組と呼ばれてしまいます。
ですので、決してそのようなことが起こらないようにブームの盛り上がりに注意を払ってください。
ブームの盛り上がりをみる方法としてテレビがあります。
下火になってき始めると、ニュースやCMなどでそのブームを扱う頻度が下がってきます。
まずは、ブームの盛り上がりを読むことから始めてみましょう。
いち早く情報を得ることが、ブームの盛り上がりをみるには重要です。
情報の流れについてはこちらの記事でお話をしています。
まとめ
勝ち組はそんなことをしていたとは気づきもしなかったよ
勝ち組は自分が儲けられるようにそういった情報はみんなに話さないですからね
それが、勝ち組へ続く道です。
情報に踊らされているから負け組は負け組のまま
勝ち組になりたいなら、負け組の行動を理解しろ
ゴールドラッシュが起きたら、スコップを売れ!